FAQ

よくある質問

「基本形状」とは肉盛り完成目標の形状です。

「摩耗形状」とは肉盛り前、施行着手前の形状です。

「差分形状」とは「基本形状」ー「摩耗形状」の演算で得られる体積です。

形状を解析するメッシュの細かさです。分解能を細かく設定しすぎると演算処理が重たくなりフリーズなどの恐れがあります。

ビード重ね幅の量に相当します。

あらゆる形状に用いることができるということではありません。

適用できなかった場合には、面を分割して軌道生成し干渉回避適用するなどで、可能になる場合もあります。

1つずつ面を完成させていく方法であれば可能です。

新たなトーチ(ノズル)のモデルの読み込み及びTCP設定の変更などが必要です。モデルはお客様でご用意いただく必要があります。


利用上の質問

ビュー上を右クリック→「修復」をお試しください。

 

        3Dビューの修復

モデルの下にビードが隠れている可能性があります。目標となる形状側はビード生成後に非表示にすることを推奨しています。
モデル欄から当該モデルを右クリック→編集を選択し、非表示に変更してください。

             モデルの下にビードが隠れてしまっている例(左)

       モデル編集

     

            モデル非表示

Z方向を確認してください。緑面から青矢印方向に積層していきます。下図の左側の場合、青矢印方向に探索しても溶接完了面が見つからず、溶接領域の判定ができません。

         Z方向指定例(左が誤、右が正)

積層パス全体へのオフセットで変更してください。Rzを変更することで解決する可能性があります。

パス欄の当該積層パスを右クリック→パスグループ編集を選択し、Rzのオフセットを変更して適用してください。

変更をシミュレーションに反映させるためには再変換が必要です。

          ツールの向きがおかしい

      パスグループ編集

     

              オフセット設定

         オフセット適用後


その他

基本ソフトは安川電機製ロボットを想定して設計されています。

ただし別メーカーのロボットをご要望の場合には、ユーザー様特別開発として実施させて頂くことは可能です。

まずは既存設備の仕様を詳細お伺いしてから、可否またその開発に必要な費用について打合せさせて頂ければと思います。